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運動療法体系に基づく学術の研究とその実践及び普及の啓蒙を図り、会員の相互協助と友好団結をもって、臨床家としての人格形成を目的とする。

日本パラメディカル研究会

   
カテゴリー「学会発表」の記事一覧

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抄録1:大腿骨頭壊死症に対する加圧トレーニングの実際

大腿骨頭壊死症に対する加圧トレーニングの実際 

 鎌倉一
 
【目的】
 大腿骨頭壊死症の保存療法として、加圧トレーニングを希望する方が増えているが各施設によって内容は様々である。今回、10年以上の指導歴を持つ加圧指導者の下で行われている内容について報告する・

【対象および方法】
 日本パラディカル研究会に所属する加圧トレーニング指導歴10年以上の加圧トレーニング指導者(4名)の施設にて、大腿骨頭壊死症と診断の後に加圧トレーニングを開始した32名(男性12名・女性20名)。現病歴・加圧トレーニング歴・トレーニング圧・内容・予後(痛み・ADL)等を各指導者に対してアンケート調査を行った。

【結果】
 通院による継続者12名(37%)。筋力アップクン購入者17名(53%)。トレーニング頻度は週1回がほとんどであった。加圧値は、ウォーミングアップ圧100~200mmhg、トレーニング圧160~300mmhg。トレーニング時間は10~40分 という結果になった。
ほとんどの方に、痛みの軽減やADLの改善がみられた。

【結語】
 どの指導者も、ほぼ同じような方法(圧や内容)で行い、ほぼ同じような結果が出ていた。これが体系化されれば、もっと良い結果がでるのではないかと示唆される。十分にトレーニングされた指導者が沢山出る事を願い、いくつかの方法を報告する。

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抄録2:認知症に対する加圧トレーニングの可能性について

認知症に対する加圧トレーニングの可能性について

久我徹
 
 
【目的】
  高齢化、平均寿命が延びていく日本で、年々、認知症が増加しています。今では85歳以上の高齢者の4人に1人が認知症患者だとされています。今後はさらに増え、2020年には300万人近くにまで達する見込みのある、認知症について加圧トレーニングを用いて効果がありましたので報告します。

【対象】
    アルツハイマー病
    廃用性認知症
    認知症(前頭葉萎縮による)
 
【方法】
  加圧マスター、マスターミニ、筋力アップクンを用いて行った。
 
【結果】
①は週1、②③は週2回で、加圧トレーニング時間は40分行った。
3例ともに、加圧トレーニングは非常に有効であった。
その中でも、②③の週2回加圧トレーニングを行った方が、早期に回復、改善がみられた。
 
【結語】
 認知症においては、加圧トレーニングは週2回が有効だと思われる。その理由を考察してみる。

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